私はトランペットの仕事をしているので
演奏意外にもレッスンの仕事をしています。
子どもをレッスンする事も多いです。
個人レッスンも割と子供が多くて
学校にレッスンに行くこともあります。
そうなると
本当にいろんな子供たちに出会うんです。
それがとっても楽しみでもあるんですが
考えさせられることも多いです。
個人レッスンに来てくれている
中学生の女の子がいるのですが
小学生の時は
とても頑張ってる金管バンドに
所属していたんですね。
でも進学した中学校はそこまででもない。
そのギャップに苦しんでいたんですね。
そういう子どもたちは今までも
沢山みてきました。
学校のクラブ活動は
顧問の先生のさじ加減で
活動の日数、時間が
変わってしまいます。
彼女はもっともっと
沢山練習したり
合奏したり
先生に教えてもらったり
したかったんですね。
でもコロナ禍になってしまったのもあり
思ったように活動ができないのが
とても辛そうでした。
なので、自分で練習したり
先生に『部活をさせてほしい』
と直談判したり
保護者や校長先生にうったえたり
かなり頑張っていました。
でもなかなか最初は状況はかわらず。
私は正直
『指導者のやる気がないと難しいだろうな』
と思っていました。
何もできなくて悔しいーーー😂
私が顧問になってあげたいーー!!
と心の中で叫んでましたね(笑)
でも先生の仕事は
すごく大変なのもわかっていますので
もちろんそんなことは言えないですけど😂
でも先日のレッスンで
生徒さんの表情と音が
すごく良くなっていて
最近どう?って聞いてみたんです。
話を聞いてみると
『自分たちはもっとできると思う!』
『自分達は全国にも行ける力があると思う!』
って、部員のみんなに
自分の気持ちを話したんです。
そしたら自分の気持ちが
皆んなに伝わって
部活の皆んなも
すごくやる気を出してくれるように
なったんです!
先生にもそれが伝わったのか
部活を今までより
やらせてくれるようになりました!
って嬉しい報告をしてくれたんです。
私は目頭が熱くなっちゃうくらい
嬉しくて嬉しくて。
なによりも
1人の子供の強い気持ちが
みんなの心をひとつにし
最終的には大人をも動かしたことに
感動しました。
そして彼女の
「自分を信じる力」
にも。
なかなか自分を信じるって
難しいことだと思います。
沢山愛情をもらって
育ったんだなーと思いました。
『子どもの人生は大人次第だ』
と思っていた自分を
グーパンチしてやりたい!!(笑)
でも、大人の影響が大きいのは確かです。
子どもの可能性を
沢山広げてあげられるような
大人であり、指導者であり
母親になりたいなぁーーと
心から思った出来事でした。